有事の核持ち込み 外相、将来容認も(産経新聞)

 岡田克也外相は17日の衆院外務委員会で、日本有事の際の米軍による核搭載艦船の一時寄港に関し、「一時寄港を認めなければ日本の安全が守れないならば、その時の政権が命運をかけて決断する」と述べた。米国が平成3年に海上配備の戦術核ミサイルの撤去を宣言したことを受け、岡田氏は米国が核を持ち込む可能性を「ない」と断言してきたが、将来の有事では持ち込みがありうるとの認識を示したといえる。日米の安全保障政策に支障を来さないようにする狙いがあるとみられる。

 自民党の岩屋毅氏らの質問に答えた。岡田氏は「日本国民の安全が危機的状況になったとき、原理原則をあくまで守るのか、例外を作るのかは、その時の政権が判断すべきことであり、今将来にわたって縛るわけにはいかない」と説明。「米国の核戦略が変われば矛盾があらわになり、議論が必要になる。政党レベルで突っ込んだ議論をしてほしい」と述べた。

 一方、岡田氏は、鳩山内閣では非核三原則を堅持する考えを重ねて強調した。

 岡田氏の発言について、平野博文官房長官は17日午後の記者会見で「(核持ち込みを)容認するという発言ではないのではないか。どういう有事のことを言っているのか、よく承知していない。たらればのケースで政府が言及することは控えないといけない」と不快感を表明した。

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